内容説明
本書は主に河川を対象とし、環境面からみた河川の魅力について、河川本来の持つている自然条件、人々と河川との長い付き合いの中から生まれてきたその歴史性、風土性について論じていく。そして河川の魅力の整備計画への反映手法を論じ、具体的な整備計画事例を紹介する。最後に治水・利水機能と環境機能との調和について述べる。
目次
第1章 水辺の変遷
第2章 人々と水辺
第3章 水遊びと水辺
第4章 散策と水辺
第5章 水辺の計画(河川環境ポテンシャルの把握;住民意識の把握)
第6章 水辺環境向上事例
第7章 治水・利水機能との調和(甲府盆地万力林;京都鴨川;近年の調整事例;調和の考え方)