都市のウォーターフロント開発

都市のウォーターフロント開発

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 220p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784306071568
  • NDC分類 518.8

内容説明

水は交通手段の最初の方法として利用された。しかし、19世紀に鉄道が開発され、都市はウォーターフロント(水際域)に立地する必然性が薄れ、かつて正面玄関であったウォーターフロントは裏口になってしまったのである。さらに道路が移送の主力となった今日では、都市のスプロール化が起こり都心部もウォーターフロントとともに衰退した。時は移り、都市のウォーターフロントは再認識され、今やウォーターフロントはホットな不動産となった。今日では、民間デベロッパーと地方自治体の協調努力によって、ウォーターフロントは直接・間接的に利用できる都市部の魅力ある場所として認識されている。本書は、多くの都市に活力をとり戻すように書かれており、ウォーターフロントの再活性化を導き出してきた論点を明確にするとともに、競合する利益の調整、コミュニティやその商業地域に好意的に受け入れられたウォーターフロント開発の豊富な事例を紹介するものである。

目次

1 歴史的展望(都市開発におけるウォーターフロントの役割;都市のウォーターフロントの発展)
2 都市のウォーターフロントの特性(地理的な位置;アーバン・コンテクスト;行政による管轄)
3 ケーススタディ(ハーバーフロント;ユニオンワーフ;チャールズタウン・ネイビーヤード;ラクリーズランディング;インナーハーバー;ジョーンズランディング;エンバカデロ;フォールスクリーク;パーマーポイント;ピカリングワーフ;シティ・ウォーターウェイ;ハーバープラザ)
4 開発論争と動向(開発論争;大規模開発の教訓;開発の動向)

最近チェックした商品