内容説明
本書は、アメリカの巨匠建築家に関するコンパクトなモノブラフの集大成である。アメリカ建築の歴史的展開のみならず、それぞれの時代における建築家たちの思想、職能や生き様などが活写されていて、アメリカ建築の格好の入門書となっている。
目次
ウィリアム・ソーントン
ベンジャミン・Ｈ・ラトローブ
チャールズ・バルフィンチ
トーマス・ジェファソン
ロバート・ミルズ
ウィリアム・ストリックランド〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
73
40人程のアメリカで活躍した建築家の人物像とその建物の紹介（小さくモノクロだけど多めの写真）で構成されている。非常に面白いのは昔は建築家以前に牧師や骨相学者や造園家などの職業を持っていることだ。また紹介される建物も上に高く伸びるゴシックスタイルや八角形の住宅や地中海リヴァイバル様式など豊富。驚いたのは建築家の中にトーマス・ジェファーソンとあったから、あのトーマス・ジェファーソン？まさかとか思っていたらそのまさかの大統領で、自宅のほかヴァージニア州会議事堂やヴァージニア大学なども設計した。2024/02/21
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