感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
roughfractus02
6
1940年刊行の本書には西ヨーロッパで興隆するモダニズム建築同様、神を祀る都市と館を人間にシフトさせる動きが見て取れる一方、その建築と都市計画は北欧の厳しい自然と共生する人間側の「謙虚」さを重んじる姿勢で一貫している。代表的建築であるイェーテボリ裁判所、コペンハーゲンやストックホルムの庁舎、ストックホルムの私立図書館、グルントヴィ記念教会堂等、20世紀のスウェーデンの建築家たちが設計した作品を多くの写真と建築用語を交えて概説する本書を読むと、同時代の西欧モダニズム建築が後に批判される傲慢さも垣間見える。2025/07/18
yukari
1
専門用語が多く難解だった。北欧なのでフィンランドのサウナのトピックとかあるかなと思い読んでみたがそんな甘いものではなかった。2018/05/17
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