感想・レビュー
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roughfractus02
7
1928-59年に11回開催された近代建築国際会議(CIAM) (Congrès International d'Architecture Moderne)の第2回(1933)は、グロピウス、ミース・ファン・デル・ローエ、著者を中心にアテネで開催された。その際締結されたアテネ憲章では「住まう、働く、憩う、循環する」という近代建築の機能的基準を明記する。建築の規格化・標準化が都市からネットワークへ、国家と資本主義へ抽象化されるこの動きに対し、著者は「緑、太陽、空間」の具体性から建築の人間中心主義を提起する。2025/06/07
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