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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
22
【文庫版を読了】長男による父親回顧録。後世への資料。◉全員集合が幕を閉じ「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の一回目を家族そろって観て長介が一言「なるほどなあ…」。そこに込められた思いを聞き書きしてほしかったが欲張りというものか。知られざるエピソード群は興味深いが、実像はなかなか立ち上がってこない。身内を書くのは難しいのだろうね。◉自伝『だめだこりゃ』から引用された一節「私はいまだに四流のミュージシャン、四流のコメディアン、四流のテレビタレントにすぎない」が、にぶく銀色に光る。2019/03/10
Ted
5
長男の目から見た父の思い出。長さんは敗戦前後の混乱期に育った苦労人だが、その息子も一般家庭に比べるとかなり波乱万丈である。母親が2回も代っただけでも普通ならグレるところだが、「父を心から尊敬している」と最終的に息子に言わしめたのは、やはり単純な愛情だけでなく子供に対する教育方針に一本、筋が通っていたからだと思う。人生の陰影が演技に深みを与えていたような役柄が多かったが、そこに至るまで10年、相当な努力があったという。個性的な役柄でもっと活躍してほしかった反面、ドリフのあの「もしもシリーズ」は最高だった…。2010/11/23
りんふぁ
3
本人の著作「だめだ、こりゃ」ではほとんど触れられてなかった家庭人のいかりや長介がいます。最期が壮絶。でも、どこまでもいかりやさん。厳しい反面、奥さんには可愛く甘えてたり、孫にはデレデレだったり。カッコいい人です。2016/12/09
ナツ
1
図書館から ちょーさん亡くなってからそんなに経つかあとしんみり。だいすき。遺影にも使われたあのCMのちょーさん本当すてきだよね^^ 内容については割愛で・・2015/05/22
姫梨
1
いかりやさんの『父』としての側面が見れて読んでいてほっこりしました。2013/07/01