感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
roughfractus02
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            造園学者の著者が西欧の庭園史を辿ると古代エジプトから庭園は王族の所有を誇示する場に見える。中でも興味深いのは庭園や大邸宅がないデモクラシー国家ギリシャだが、造園技術は公共の宮殿やギュムナシオン、アカデモスの造園に保存される。一方坂に沿って作られたローマの露壇(テラス)式庭園や噴水等は、ルイ王朝のフランスで平地にヴィスタ(見晴らし空間)を中心に置き、王の視線を模した遠近法で左右対称に区切られる幾何学式庭園となる。その後自然との調和求めるイギリスの風景式庭園との交互の流行は、人間と自然との関係の変化を物語る。2025/09/01
          
        moti moti
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            古代エジプトから、メソポタミア、ギリシャ、古代ローマ、イスラム、中世、ルネサンス、フランス、イギリス、近代、現代と、時系列的にならぶ。それぞれ面白いが、私にはエジプトからイスラムまでと、それ以降が、どう繋がっているのかよく分からなかった。あと、あくまで造園の歴史なので、近現代では公園なども取り上げられていて面白かった。2025/08/10
          
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                  - 和書
 
- オプション理論と応用



 
               
               
              


