プロジェクト・アウトノミア(自律運動)―戦後期イタリアに交錯した政治性と建築

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プロジェクト・アウトノミア(自律運動)―戦後期イタリアに交錯した政治性と建築

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784306046672
  • NDC分類 523.37
  • Cコード C3052

出版社内容情報

アウトノミアとは戦後期イタリアで興った自律運動である。そこに身を投じたミリタント(闘士)たちは政治的な考え方によるイタリア建築理論を繰り広げた。そしてA.ロッシ、アルキズームを建築史の中に位置付ける。

1 自律性と歴史性
2 自律性と左翼運動
3 自律性と知識人たち
4 パンツィエーリ:資本制と技術革新は同一である
5 トロンティ:社会はひとつの工場である
6 ロッシ:都市の政治性のカテゴリーとしての場の概念
7 アルキズーム:理論の自律性 対 大都市のイデオロギー
8 結論
人物・事象・用語解説

ピエール・ヴィットーリオ・アウレーリ[ピエール ヴィットーリオ アウレーリ]
著・文・その他

北川 佳子[キタガワ ケイコ]
翻訳

内容説明

戦後期のアウトノミアに身を投じたイタリアのミリタントたちによる活動と建築理論とは何か。そして、イタリアを代表する建築家アルド・ロッシ、アルキズームを建築史のなかに再定義する。

目次

自律性と歴史性
自律性と左翼運動
自律性と知識人たち
パンツィエーリ:資本制と技術革新は同一である
トロンティ:社会はひとつの工場である
トロンティとカッチャーリ:政治的なものの自律性と否定的思考
ロッシ:都市の政治性のカテゴリーとしての場の概念
アルキズーム:理論の自律性対大都市のイデオロギー
結論

著者等紹介

アウレーリ,ピエール・ヴィットーリオ[アウレーリ,ピエールヴィットーリオ] [Aureli,Pier Vittorio]
1973年生まれ。建築家、AAスクール(イギリス建築家協会建築学校)専任講師、イェール大学客員教授。2003年にヴェネツィア建築大学にて博士(都市計画)を取得。2005年にベルラーヘ・インスティテュートにて博士(建築学)を取得。2002年にマルティーノ・タッターラとブリュッセルにDOGMAを設立。DOGMAでは、建築と都市の関係性、とくに都市に巨大スケールで介入する提案に取り組んでいる

北川佳子[キタガワケイコ]
1971年生まれ。建築家。1996年早稲田大学理工学研究科修了、2002年同大学理工学研究科博士後期課程単位取得満期退学。2003年博士(工学)。1998~1999年ミラノ工科大学留学、2003~2006年ジュネーヴ大学建築研究院留学、DEA(Dipl^ome d’´etudes approfondies)取得。建築意匠設計とイタリア近現代建築史研究を並行して進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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inoue

0
ロッシ、アーキズームについての本かと思い手に取ったが、半分以上がオペラニスモ、アウトノミアの社会運動の話。そこで主題となった資本主義に対する自律性が土台となって、後半の建築につながるという構成。ロッシは当時興隆していたネットワーク的な建築に対し批判的に自律的な形態を示し、アーキズームは都市のシステムをドライブさせて資本主義のブルジョワ的なイデオロギーを消去し、都市自体が自律するとともに、ハッキングすることで労働者階級が自律するイメージを提示した。2020/05/31

鵐窟庵

0
本書は前半と後半に分かれている。前半は、戦後イタリアの政治運動「アウトノミア」について、後半は戦後イタリア建築についてである。ともに、政治運動や建築作品の根拠に自律性という概念が共通していた。政治運動の自律性は当時のイタリアの政治がマルクス主義を理論化して応用したこと、その理論の自律性を求めたこと、建築作品の自律性は、都市保存運動や歴史主義の中で生み出された設計理論の自律性である。前半は難解であるが、後半のアルドロッシやアーキズムやスーパスタジオは知らない話や図面も含めてかなり新鮮であった。訳がやや難解。2018/11/03

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