日本の都市から学ぶこと―西洋から見た日本の都市デザイン

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  • サイズ B5判/ページ数 167p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784306045996
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C3052

出版社内容情報

複雑といわれる日本の都市構造の分析。日本の都市構造を知る新たな知見を提供する。/

内容説明

日本の都市の不思議を探る!日本人には当たり前すぎて見えていない都市の形態とパターンを読み解き、デザインの理念と文化の基層に迫る。

目次

第1章 日本の都市に対する西洋の関心
第2章 「面」と「線」:文字のテクストから都市のテクストまで
第3章 形態の諸相:街路とそれに関連した景観
第4章 文化の諸要素
第5章 日本の都市から学ぶこと
第6章 大街区の統合「Glorious Gokiso(栄えある御器所)」
第7章 省察:日本の都市の逆説―伝統的と進歩的

著者等紹介

シェルトン,バリー[シェルトン,バリー] [Shelton,Barrie]
1944年イギリス・ノッティンガム市生まれ。1986年アデレード大学大学院建築学科都市計画修士課程修了。1990‐97年タスマニア大学アーバン・デザイン学部長、2002‐09年シドニー大学アーバン・デザイン学科主任兼大学院副学部長、2010‐13年メルボルン大学アーバン・デザイン学科准教授。2000年バーミンガム・シティ大学客員教授、2007年名古屋大学客員教授、現在、シドニー大学建築・デザイン・都市計画学部名誉教授、専門は都市史・都市理論・都市形態学・都市デザイン

片木篤[カタギアツシ]
1954年大阪府生まれ。1977年東京大学工学部建築学科卒業後、同大学院及びプリンストン大学大学院修士課程修了、1982‐83年ケンブリッジ大学ピーターハウス・カレッジ客員研究員、1987年東京大学大学院博士課程修了、工学博士。1987年京都精華大学美術学部デザイン学科講師、1989年名古屋大学工学部建築学科講師、現在、名古屋大学大学院環境学研究科都市環境学専攻教授、専門は建築設計・意匠。主要作品「GLASS FLATS 2」(1993年SD賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2023/11/05

たまがぞう

1
英国生まれでシドニー大学などで教鞭をとる著者による、日本の都市を主にデザイン論などから読み解いた本。建物と一体化している西洋のアーケードに対し、それ自体が独立している日本のアーケードをきっかけに日本の都市への関心を深めたというエピソードは、日本の商店街を愛好する自分としては嬉しいエピソードだった。外国人目線で語られる名古屋及び御器所の構造を細かく読み解いている第6章は読み応えがあった。2025/05/07

katashin86

0
日本人からみると西洋の都市は秩序立って美しいものだが、違いがおもしろく映るのは西洋の人にとっても同じこと。2014/11/21

Monty

0
確かに日本にいると当たり前の風景が西洋と比べると違いがわかる。良いとこ取りの日本らしさが都市にも出てるってこと?カオスな都市(機能)がパッチワークされてるのが、日本の都市構造∴どこも似たり寄ったりなのかな?2023/01/23

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