内容説明
フランク・ロイド・ライトが師事し、シカゴ派の巨頭と称された建築家ルイス・ヘンリー・サリヴァン。近代建築の行く道を決定づけた名句「Form Follows Function形態は機能にしたがう」に至るパーソナリティの形成を自らつづった生涯の思索の記録。
目次
幼年時代
日ごと外を出歩く少年がいた
そして春
休暇
ニューベリーポート
ボストン
ニューライス中学校
旅
イングリッシュ・ハイスクール
ボストンに別れを告げて
シカゴ
パリ
田園都市
出会い
回顧
著者等紹介
サリヴァン,ルイス・ヘンリー[サリヴァン,ルイスヘンリー][Sullivan,Louis Henry]
1856‐1924。シカゴ派を代表する建築家。マサチューセッツ州ボストンで生まれ、ボストン、フィラデルフィア、シカゴで学んだ後、1874年に、エコール・デ・ボザールで学ぶためパリへ渡る。帰国後、1879年にダンクマール・アドラー(Dankmar Adler,1844‐1900)の事務所に入り、パートナーとしてアドラー・アンド・サリヴァン事務所を共同経営。1871年のシカゴ大火後、多くの高層建築が建設された1880、90年代、主導的な役割を果たし、代表作である“オーディトリアムビル”(1886‐90)はオペラハウス、ホテル、オフィス機能をおさめた複合建築の先駆となった
竹内大[タケウチダイ]
1939年鳥取県生まれ。1961年早稲田大学第一文学部中退。現在、フリーランスの編集著述業
藤田延幸[フジタノブユキ]
1948年東京都生まれ。1971年日本大学工学部建築学科卒業。同建築史研究室副手、石井桂建築研究所勤務を経て、藤田建築設計事務所主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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