内容説明
建築のデザインに課せられた基本的な問いとは何か!?大学空間論は建築時空論でもあるといえる。継承・蓄積・持続・経験をキーワードに、その空間の襞を読み解く。
目次
1 大学空間の実践(工学部2号館;武田先端知ビル;総合研究博物館小石川分館 ほか)
2 空間論と時空論(大学の空間―その変容に見る持続する原理;計画概念としてのオープンスペース;東京大学の「不思議な空間」 ほか)
3 海外大学の事例(都市に織り込まれた大学/ボローニャ大学;歴史を重ねるクワドラングル/ケンブリッジ大学;宮殿形式の変容/ベルリン工科大学 ほか)
著者等紹介
岸田省吾[キシダショウゴ]
1951年東京生まれ。1975年東京大学工学部建築学科卒業。1980年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。1991年東京大学工学部建築学科助教授。1997年博士(工学)。2005年~東京大学工学系研究科建築学専攻教授。主な作品:山中湖内藤セミナーハウス(2009年、山梨県建築文化奨励賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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