出版社内容情報
「作品を自己分析する時、誰から何を学んできたかを自問せざるを得ないことがある。すべての発見にはその由来があるのである」。ヘルツベルハーが自らの作品の背景やアイデアを750点もの図版を通して語る。新装版。
第1部 公共の領域
パブリックとプライベート/領域の要求/領域の差異化/領域のゾーニング/利用者から住まい手へ/他
第2部 空間をつくること、つくり込み過ぎないで残しておくこと
ストラクチュアと解釈/形態と解釈/生成の基軸としてのストラクチュア:縦糸と横糸/他
第3部 心を誘う形態
ふとした佇みの場/場とアーティキュレーション/他
ヘルマン・ヘルツベルハー[ヘルマンヘルツベルハー]
著・文・その他
森島 清太[モリシマセイタ]
翻訳
内容説明
オランダを代表する建築家ヘルマン・ヘルツベルハーは、彼の作品もつとに知られているが、米国、カナダ、ヨーロッパにわたる教職歴もまた豊かである。本書は彼の1973年以降のデルフト大学での講義録から、それを推敲したものである。すなわち本書のなかでヘルツベルハーは、自らの作品の背景をなしているものや作品を貫くアイデアについて、彼自身の言葉で語っている。ここでは建物の使われ方に関する彼の実践的な経験と評価を通して、多彩なデザインのテーマが取り上げられている。それらのテーマを、テキストとデザインの事例とを対照させながら配列することによって、自身の広範な経験をひとつの魅力的な理論に仕立てあげている。
目次
第1部 公共の領域(パブリックとプライベート;領域の要求;領域の差異化 ほか)
第2部 空間をつくること、つくり込み過ぎないで残しておくこと(ストラクチュアと解釈;形態と解釈;生成の基軸としてのストラクチュア:縦糸と横糸 ほか)
第3部 心を誘う形態(ふとした佇みの場;場とアーティキュレーション;視界 ほか)
著者等紹介
ヘルツベルハー,ヘルマン[ヘルツベルハー,ヘルマン][Hertzberger,Herman]
オランダを代表する建築家。米国、カナダ、ヨーロッパにわたる教職歴も豊か
森島清太[モリシマセイタ]
1949年茨城県日立市生まれ。1974年、早稲田大学大学院修士課程修了。鹿島建設建築設計本部。1984年、KII(米国鹿島建設)ニューヨーク設計部。1989年、鹿島設計エンジニアリング総事業本部。2005年、同建築設計本部本部次長。2008年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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