内容説明
老朽化の迫ったマンションをどう建て替えるか?建替え円滑化法の組合施行に住民が手探りで模索し、取り組んだプロセスと仕組みを紹介。マンション管理に携わるすべての人への生きた教科書。
目次
第1部 マンション建替え物語(築35年目の管理組合設立;みんなで「建替え」をやるぞ!;課題山積の建替組合;そして、マンションは完成した)
第2部 成功するマンション建替えのポイント(上杉延第三住宅の建替えを成功させた10の要因;マンションの将来を考える;マンション建替えの仕組みを知る;建替事業に着手する;建替組合による事業の進め方)
著者等紹介
丸山英氣[マルヤマエイキ]
1939年、長野県松本市生まれ。早稲田大学大学院法学研究科修了。ドイツ・マインツ大学ベアマン教授の下で住居所有権法を研究。横浜市立大学助教授、千葉大学教授を経て中央大学法科大学院教授。弁護士。日本マンション学会前会長、(社)都市住宅学会前会長。民法、不動産法とくに区分所有法の視点から都市政策への提言を続けている
鈴木啓之[スズキヒロユキ]
1945年、静岡県沼津市生まれ。中央大学経済学部卒業後、印刷関連会社に勤務。28歳のときに上作延第三住宅に転居、管理組合理事長から建替組合理事長を経て、建替え後のマンション管理組合理事長に就くまで、建替事業の中心的な役割を担う
飯田太郎[イイダタロウ]
1942年、東京生まれ。早稲田大学文学部在学中から広告やマーケティングの仕事にかかわる。マンション関係のPRをてがけるなかでマンション管理の重要性を知り、自宅マンションの管理組合理事長や修繕委員長も経験し、地域のNPO活動にも参加している。1983年、(株)TALO都市企画を設立、都市農地保全、マンション建替え、都市再生、地域コミュニティ等のコンサルティングに従事。地域マネジメント学会理事、マンション管理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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