内容説明
バナキュラーな民家のディテール、コロニアルの様式美、混沌とした街並みにあふれる、建築のマテリアル、人いきれ。歩き、感じ、発見する旅へ―。
目次
旧市街をつくる3つのクォーター―ハノイ/ベトナム
バロックな都市計画がいまも残る街並み―ホーチミン/ベトナム
グエン王朝:中国とフランスへの憧憬―フェ/ベトナム
内陸から河岸に発展した木造商家の街並み―ホイアン/ベトナム
寺院とフレンチヴィラが混在する街―ルアンパバーン/ラオス
“東洋のベニス”の街並みと風景―バンコク/タイ
ひなびた仏塔が物語るいにしえの水の都―アユタヤ/タイ
植民地化に翻弄された街―マラッカ/マレーシア
ボルネオ島の新興観光都市―コタ・キナバル/マレーシア
白人王が築いた川辺の都市―クチン/マレーシア
ヒンドゥの伝統建築が残る街並み―バリ島/インドネシア
近代都市の狭間に残る古い街並み―シンガポール
パステージな街並みの魅力
著者等紹介
長谷川由紀夫[ハセガワユキオ]
建築家。1965年生まれ。6年間の陸上自衛隊勤務を経て、アメリカ・オクラホマ州立大学、工学部建築意匠科に入学。同大学卒業後、アメリカ・KPF(コーンペダーソン&フォックスアソシエイツ)、HOK(ヘルムース、オバタカッサバウムインク)を経て鹿島建設設計・エンジニアリング総事業本部に入社。2004年からマレーシアにてH.X.Associates(ハセガワ&ザビエルアソシエイツ)を主宰
後藤幸三[ゴトウコウゾウ]
建築家。1964年生まれ。京都大学卒業後、国立パリ建築学校ラ・ヴィレット校に留学。その後京都大学工学研究科建築学専攻修士課程修了。鹿島建設設計・エンジニアリング総事業本部、三和総合研究所研究開発第1部を経て独立。1997年から後藤幸三環境建築設計を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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