目次
1 ヨーロッパ時代(1886‐1937)(アーヘン あれは神様のためにつくられたのだ;ベルリン1 建築は真理の探究なり/自己発見;ベルリン2 求道の建築家ミース・ファン・デル・ローエ;ヴァイセンホフ 1920年代・近代建築の総括;バルセロナ・パビリオン パラダイムの転換)
2 近代建築の巨匠たち―ライト・コルビュジエ・ミース
3 アメリカ時代(1938‐1969)(シカゴ このミースに賭けてみようではありませんか;イリノイ工科大学(IIT)
鉄とガラスの建築作品
工学的ソリューション)
4 ミースの遺産
著者等紹介
高山正實[タカヤママサミ]
1933年東京生まれ。早稲田大学、イリノイ工科大学(IIT)にて建築を学ぶ。ミース・ファン・デル・ローエに師事。シカゴSOM建築事務所で主任建築家としてシアーズ・タワーなど超高層建築の設計に従事。1975年論文「建築に現われた西欧及び日本文化の価値観」で博士号(Ph.D)取得。IIT及びハーバード大学で教鞭をとる。1993年シカゴ建築研究所を設立、同研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nbhd
15
世のなかにある、ビルのだいたいはミース・ファン・デル・ローエがつくったモデルということは、知っておいてもよいことかと思う。知名度ではル・コルビュジエのほうがだんぜん上だけど、じっさい、自分たちが生活している駅周辺や職場近くでよく見かけるのはミースモデルのほう。鉄骨フレームに関する記述が目に留まった→「建築から見れば、それは伝統的な組積造の『面』から、フレームの『点と線』への転換であった」。2017/09/27
たぶ
1
ミースに関する本を読んだことないなーと思って読んでみた。ミースがどのような思想をもって建築界に影響を与えたのかがたくさんの写真を見ながら知ることができる。ミース入門としてオススメ!!2011/12/09