内容説明
著者は、「建築環境学」の領域で、これまで約20年にわたって研究に、約14年にわたって教育に携わってきた。その間、いわゆるエネルギー問題や環境問題を背景として、建築環境を調整する技術とは何かを考えてきた。本書は、その答えを、いま現在の著者が考える答えを記したものである。
目次
エネルギー問題を再考する
当たり前な不思議
拡散性と資源性の概念―エントロピーとエクセルギー
システムとエネルギー・物質
システムの持続的活動
植物システムに学ぶ
動物システムに学ぶ
エコシステムに学ぶ
照らす―照明システム再考
温める―暖房システム再考
冷やす―冷房システム再考
分ける・混ざる
地球環境システム
つながりを求めて