内容説明
本書は日本の伝統の思想や美学を通して、現代の生活や仕事、そして建築や都市を造るうえで、どのように伝統美を理解し受けとめ、受けつげばよいかということを、著者なりの感性で書いたものである。本書は「伝統」の深い意味と美学をできる限りわかりやすく解説しながら、それを現代のそれぞれの仕事に反映されることを願って記したものである。
目次
第1章 文明と文化(風土から生まれた美意識と風物;風土に根ざした色感 ほか)
第2章 伝統建築の美について(茶室より学ぶ美学;金閣は宙に浮いた ほか)
第3章 実作品より(丸亀の家「ペンキの数寄屋」;逆瀬台の家「日本の倉」 ほか)



