出版社内容情報
建築と社会を結びつけるプログラムの教科書。
日本近現代建築の傑作を、プログラムのデザインから読み解く。
日本建築学会賞(作品)の受賞作のなかから
プログラムの設計がエポックメイキングな24作品をつぶさに読解。
建築家・隈研吾に「設計とプログラム」について聞いたインタビューを併せて収録。
内容説明
設計結果を紐解くことで設計者が辿ったプロセス、設計者が選び取った条件と情報、設計者が採った方法、設計者が捉えた問題の所在と形、様々な本質が見えてくる。
目次
第1章 プログラムとは(隈研吾の設計とプログラム;日本建築学会賞(作品)と時代背景―時代の反映としてのその歴史
建築設計を導くプログラム概念―建築の始原と要素の相互関係から)
第2章 作品に見るプログラム(八勝館「御幸の間」;神奈川県立図書館・音楽堂;広島世界平和記念聖堂;寿屋山崎工場;出雲大社庁の舎 ほか)