目次
第1章 ビル風
第2章 風の性質
第3章 ビル風害
第4章 ビル風現象
第5章 予測方法
第6章 風害の評価
第7章 ビル風対策
第8章 風の観測
資料編
Q&A
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
in medio tutissimus ibis.
2
まずQ&Aを読んでから必要に応じて本稿を参照するのが読みやすい。風は地表ではその凹凸に弱められるが上空では強いまま吹いており、これがビルに遮られ迂回する時、その縁から剥離するときや壁面に添って吹き下ろす時、また複数のビルの間に流れ込む時などに勢いを強める。これがビル風であり、その強まり方はビルの形状や高さ、数や密集具合による。ビルが風を起こすのではなく、あくまで流れを変えるにすぎない。その被害の程度は温度や被害者の年齢などに依るため一概には言えない。風は統計的に処理しシミュレーションしないと実情が見えない2020/01/21
Monty
0
風害という問題を初めて知り、読了。とはいえ、いろんな要素が重なり発生するビル風を100%コントロールすることは不可能。2015/07/04