内容説明
本書は、まず形成方法の全体を、「第1部・内容的形成の方法」と「第2部・形式的形成の方法」とに分類する。前半の「内容的形成の方法」では、医療問題を含む病院建築の内容を、初級または入門的段階で修得する方法として、情報・設備・管理・奉仕の4因子の順列を重視し、筆者自らの実際的体験を通して、これを新しい形式に再構成しつつ解説する。後半の「形式的形成の方法」では、抽象的な医療から脱皮し、実際の具体的な医療の情報を密に取り入れ、これを建築の機能と形態へと転化プロセスのために、4因子とモデルを媒介にする方法を用いている
目次
第1部 内容的形成の方法(翻訳による方法;視察による方法;研究会による方法;講義による方法)
第2部 形式的形成の方法(機能形式による方法;系統発生形式による方法;発生形式による方法)