勇気ある決断―アメリカをつくったインフラ物語

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784306024496
  • NDC分類 601.53
  • Cコード C0052

内容説明

N.Y.の財政危機を救い、現代アメリカのインフラ崩壊を危惧する投資銀行家が読み解いた歴史的十大事業。大胆な投資、リーダーの実行力…いま日本が学ぶべき“決断”がそこにある。

目次

第1章 ルイジアナ買収―トマス・ジェファソン
第2章 エリー運河―デウィット・クリントン
第3章 大陸横断鉄道―アブラハム・リンカーン、セオドア・ジュダ
第4章 ランドグラント・カレッジ―アブラハム・リンカーン、ジャスティン・モリル
第5章 ホームステッド(自営農地)法―アンドリュー・ジョンソン
第6章 パナマ運河―セオドア・ルーズベルト
第7章 地方電化局―フランクリン・デラノ・ルーズベルト、モーリス・クック
第8章 復興金融公社―ハーバード・フーヴァー、フランクリン・デラノ・ルーズベルト、ジェシー・ジョーンズ
第9章 復員兵援護法―フランクリン・デラノ・ルーズベルト、ウォレン・アサトン
第10章 州間高速道路システム―ドワイト・アイゼンハワー
エピローグ 全米復興銀行の必要性

著者等紹介

ロハティン,フェリックス[ロハティン,フェリックス] [Rohatyn,Felix]
1928年生まれ。投資銀行ラザード・フレールのマネージングディレクターを経て米国駐仏大使。1975年から1993年までニューヨーク州の自治体援助公社マック(Municipal Assistance Corporation:MAC)会長をつとめ、財政危機に直面したニューヨーク市の救済に多大な貢献をなしたことで知られる

渡辺寿恵子[ワタナベスエコ]
慶応義塾大学文学部図書館学科卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院情報学科へフルブライト留学。その後ロンドン大学キングスカレッジにて音楽学を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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超運河 良

11
大きなインフラには影響力のある企業が絡む。とくに政府絡みの産業復興事業になるとビックプロジェクトになるので作り上げたインフラ設備に元会社の副社長を椅子に座らせたりしてインフラの運営権も獲得できる。一般大衆の支持や注文など全く必要のない政府がらみの巨大受注を常に請け負えるように内部の人脈を強くするのもビジネス。企業自体に影響力が出てくると他国に影響力のある機関との癒着によって他国のインフラを民営化して運営することでグローバル的にも大きく永続事業が拡大できる!インフラビジネスはコーポラティズムのお手本!2015/11/06

shm

1
アメリカを今のアメリカの姿にした投資の数々。勇気ある決断というよりは、古きよき時代のように思えた。ただ、橋の崩落などインフラ改修への対応は日本を先取りしているよう。2013/04/06

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