アメリカ西部の水戦争

アメリカ西部の水戦争

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784306023529
  • NDC分類 517.253
  • Cコード C3051

内容説明

アメリカ西部の発展の歴史は、水の争奪の歴史でもある。本書はアメリカ西部が19世紀半ば合衆国に編入された以降における水の獲得をめぐる連邦、州、地方組織、私人の争いと、20世紀後半、水問題の重点が開発から環境へと移るにつれ、争いの内容と当事者も変わってゆく水戦争の実態を歴史的に検証したものである。今後ますます重要となる水管理を考える上で、貴重な示唆を与えるもので、水行政に携わる方に是非一読をお勧めする。

目次

概説
アメリカの建国
フロンティア西部の開発
西部における水利権制度
開発初期の西部の水事情
ニューディールと西部の開発
西部の発展と水問題―戦争終結まで
開拓法の変遷と開拓局の活動
水資源開発への逆風
環境問題〔ほか〕

著者等紹介

中沢弌仁[ナカザワカズト]
1926年生まれ。ダムの調査計画・設計・施工のほか、広域利水調整、河川の計画管理などに従事。建設省土木研究所所長、(財)建設技術研究所理事長、(株)地域開発研究所会長、(社)日本大ダム会議副会長などを歴任する。過去30年以上わが国の水資源行政に直接間接に関わり、この間、日本の水資源行政のみならず、世界の主要な国々の水資源開発と管理、水をめぐる紛争などについて研究を続ける。工学博士。技術士(建設部門)
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