グローバル・プロジェクトマネジメント―和と洋の知恵を活かすプロジェクト成功のヒント

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  • サイズ A5判/ページ数 203p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784306011557
  • NDC分類 336
  • Cコード C3034

内容説明

言わないとわからない文化で育った人と、言わなくてもわかる文化で育った人が一緒にうまく仕事をする方法。

目次

第1章 グローバル・プロジェクト・マネジメントとは何か(宝船の船出;統合 ほか)
第2章 プロジェクトを取り巻く環境(日本と西欧諸国の対比)(ハイ・コンテキスト文化とロー・コンテキスト文化;契約 ほか)
第3章 日本が世界に発信できるプロジェクトマネジメント・グッド・プラクティス(「おもてなし」や「きめ細やかで丁寧」なサービス精神;品質へのこだわり―高品質を生み出す日本の組織力 ほか)
第4章 グローバルプロジェクトのケーススタディ(インドネシアへの技術協力プロジェクトのマネジメント;オイルメジャー大型資源開発プロジェクト―国家ビジョンとの共鳴 ほか)
付録 ファシリテーション型ワークショップの実際(ファシリテーション型ワークショップとは;多様なステークホルダーをマネジメントする ほか)

著者等紹介

永谷裕子[ナガヤヒロコ]
マローンカレッジ心理学学位、オハイオ州立大学MBA。日本と米国の多国籍企業で様々なIT開発プロジェクトにプロジェクト・マネジャーとして従事。PMI日本支部事務局長を経て、現在(株)アスカプランニング代表取締役。北海道大学大学院非常勤講師、慶応義塾大学大学院非常勤講師、東京地方裁判所(IT専門)専門調停委員、JUAS公認システムコンサルタント、産業カウンセラー、PMP

平石謙治[ヒライシケンジ]
京都大学大学院工学研究科電子工学専攻修士課程修了。日本電気(株)にて約30年間宇宙開発関連業務に従事。国際宇宙ステーション等のグローバルプロジェクトに従事。プロジェクトマネジメントに関する組織の成熟度向上のPMI標準であるOPM3第2版の開発に、開発プロジェクトメンバーとして参画。OPM3第3版では開発コア委員会委員として開発に参画。現在ビー・ティー・ジー・インタナショナル代表、PMI OPM3第3版開発コア委員会委員、PMI日本支部理事(企画担当)、PMP(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zoe

17
2013年。最近というわけでもないですが、似た本や説明資料だと、協力会社さんや現地関係者の収賄なども、全て理論的にクロだと片付けて、監査評価選定が大事と、シロな行動をしましょうと、いとも簡単にごもっともな説明しておしまいです。何か違和感を感じ、この本を読むことに。この本はPMの本ですが、社会的背景や実際に逮捕されてしまった環境などにも触れ、むしろそこに社会的に解決すべき課題があるということがとてもよくわかります。綺麗ごとだけを言う人達って、もしや表面だけしか知らずに説明しているのではと、はっとする本です。2020/12/27

izw

9
グローバルなプロジェクトを推進するには、日本人だけのプロジェクトとは異なる配慮をしなければならないことは頭で分かっていても、こんなところまで、、、と思うことまでやらないといけないことがあることが良く分かります。逆に、日本人、日本文化のすぐれている点についても挙げられえていて、これを活かして、日本人がもっとグローバルプロジェクトのPMとして活躍してほしい、という願いと期待が込められているように感じます。グローバルプロジェクトを推進されている方には、ぜひ読んでほしい一冊です。2017/07/19

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