ガラスの天井は破られたか―高市総理と女性政策のゆくえ

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ガラスの天井は破られたか―高市総理と女性政策のゆくえ

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  • サイズ 46判/ページ数 184p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784305710970
  • NDC分類 367.21
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「ガラスの天井」とは企業や社会で女性やマイノリティのキャリアアップを、長年阻んできた障壁を、見えない天井に比喩した表現です。

2025年10月に高市早苗氏が日本で初めての内閣総理大臣に就任しました。しかし、現実には日本の女性は高い教育を受け、健康で長寿にもかかわらず、政治分野や経済分野では活躍できていません。その中で女性の総理大臣の誕生は「ガラスの天井」を破った画期的な快挙ですが、彼女の政治的立場は保守的であり、人権やダイバーシテイ、女性政策については積極的ではありません。

一方で日本の女性にかかわる政策は少しずつ整備されていますが、管理職や国会議員に占める女性の割合は世界的にみて低い水準のままです。多くの女性は非正社員として働き、賃金格差は大きく、母子家庭の貧困は子供の貧困をもたらしています。非婚、離別などによる単身高齢者が増える中で低賃金だった女性たちの年金水準は低く、社会保障財政もますます厳しくなることが予測されています。

この本では高市総理誕生の経緯と女性政策の進展という2つの柱で、現代の日本の抱える課題を考察していますが、女性にかかわる問題は女性総理が生まれても解決されないままに残されています。

イギリスで初の女性総理のサッチャー氏が保守的だったのと同様、高市総理も「女性だから」総理大臣に選ばれたのではないとして、女性の地位の向上や人権の尊重などは強調していません。本書ではそんな高市総理の女性政策と戦後81年の男女共同参画を分析、今後の展開を考察してきいきます。

はたして高市早苗はサッチャーになれるのでしょうか?


【目次】

【目次】

まえがき



第一章 ガラスの天井は破られたか

 各分野で相次ぐ女性トップ

ガラスの崖(Glass cliff)

日本における女性の法的地位と現実のギャップ

経済分野での女性の活躍

政治面での女性の進出

高市早苗氏の経歴

国会議員初当選からの経歴

総裁選挙から総理大臣へ

総理大臣に選出

高市総理への高支持率と解散、大勝利

誰が高市早苗内閣を支持しているか

高市内閣の経済政策

高市内閣の外交安全保障政策

高市内閣の女性政策

選挙後の高市総理の政治運営

高市流ガラスの天井の破り方



第二章 戦後80年女性政策の変遷

教育の変化

家族・家庭の小規模化

働き方の変化

政治面での変化

戦後改革と日本国憲法

民法と家族の変化

国際婦人(女性)年とその影響

少子化と育児、保育対策の推進

北京会議以降の政治の動き

アンコンシャスバイアス

メディアにおける男女共同参画

① 男女共同参画

② 選択的夫婦別姓

③ アンコンシャスバイアス

④ クオーター制

⑤ 女性天皇

⑥ めざすべき社会のビジョン

⑦ 志



第三章 北京宣言と行動綱領

第4回世界女性会議

北京宣言

北京行動綱領

行動綱領のフォローアップ

行動綱領の達成された分野

日本への影響

法の制定・改正と行政の対応

? 職業にかかわる法律制度の進展

? 育児休業制度の整備

? 政治における男女共同参画

? 配偶者からの暴力に関する立法

? 刑法、民法改正

? 経済分野における女性の活躍の進展

? 国際分野での対応

? 環境問題

残された課題

ジェンダーギャップ指数



第四章 これからの10年 

女性はどう生きるか?

女性の進出は一時的な現象か、今後も続くか

日本の文化歴史からの考察

内容説明

高市総理誕生で、長年女性の活躍を阻んできた「見えない障壁」は本当に取り払われたのか?女性の社会的役割の現状と課題。

目次

第一章 ガラスの天井は破られたか(各分野で相次ぐ女性トップ;ガラスの崖(Glass cliff) ほか)
第二章 戦後80年の女性政策の変遷(教育の変化;家族・家庭の小規模化 ほか)
第三章 北京宣言行動綱領と残された課題(第4回世界女性会議;北京宣言 ほか)
第四章 これからの社会 女性はどう生きるか(女性の進出を一時的な現象で終わらせないために;付記 日本の文化歴史からの考察)

著者等紹介

坂東眞理子[バンドウマリコ]
富山県生まれ。東京大学卒業。総理府入府。1985年内閣総理大臣官房参事官。1994年総理府男女共同参画室長。1995年埼玉県副知事。1998年ブリスベン総領事。2001年内閣府男女共同参画局長。2004年昭和女子大学女性文化研究所所長。昭和女子大学大学院生活機構研究科教授。2007年昭和女子大学学長。2016年7月昭和女子大学総長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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