出版社内容情報
『日本怪異妖怪事典』シリーズ第7弾!
徳島・香川・愛媛・高知に伝わる怪異や、この地を舞台に創られた物語・芸能作品を紹介。狸伝説、こんぴらさん、海や山にまつわる怪談など、四国という土地ならではの多彩な内容を収録した一冊です。
弘法大師が地上に落とし、噛みついたら酸っぱかったという「悪星」(徳島県)。四国の狸の親分格で、蓑山大明神として祀られる「太三郎狸」(香川県)。大蛸の足を一日一本ずつ切り取り、最後に復讐された話「おなつ蛸」(愛媛県)。とある大学に出現する、自分の頭を抱えてゴールへトライする幽霊「首なしラガーマン」(愛媛県)。夜道を鳴きながらついてくる「夜雀」(高知県)。「松山騒動」を扱った講談で活躍する、八百八狸を率いる狸の大将「隠神刑部」(その他)。その他、コナキジジ、裾を食う杭、飯銭婆、ショウベンノミ、白峯相模坊、ヌケクビ、タテクリカエシ、ヒカルさんの絵、平家だおし、オラビ、七人御先、野道の死神、赤しゃぐま、犬神、針女など、古い時代の伝説から現代の噂まで、四国で生まれた不思議な話を約600項目も楽しめます!
【目 次】
はじめに
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
四国広域
その他
○column
・「四国に狐はいない」というおはなし
・四国を取り巻く妖怪偉人たち
・いざなぎ流に見えたる魔群魔性
○索 引
五十音順索引/部類別索引/属性別索引
おわりに
参考資料
内容説明
古代から現代まで四国で語られた怪異妖怪を六〇〇種類以上掲載。
目次
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
四国広域
その他
著者等紹介
朝里樹[アサザトイツキ]
怪異妖怪愛好家・作家。1990年、北海道に生まれる。2014年、法政大学文学部卒業。日本文学専攻。現在公務員として働く傍ら、在野で怪異・妖怪の収集・研究を行う
毛利恵太[モウリケイタ]
1991年、神奈川県生まれ。妖怪数奇者。HN「こぐろう」及び個人サークル「松籟庵」として、Twitterアカウント「瓶詰妖怪」の運営、同人誌『明治の讀賣新聞における「化物会」の活動について』の執筆、VTuber「蠱毒大佐」のプロデュースなども行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。