出版社内容情報
学生に向けて戦略的な読解術を教えてきた著者による、よりディープな文章の読み方の解説書。
高校生から社会人まで幅広い層を対象に、表面的な理解ではない、文章の背後に広がる奥の深い世界を発見するための実践的テクニックを伝授します。
語彙や知識を増やすことで、同じ文章から受け取る情報量が大きく変わる!
意味がとりづらい難解な文は、言い換えや構造を整理する!
外国語との翻訳や古文にも、現代の文章を読み解くヒントが!
記号論や脱構築批評など、文学理論を使いこなしてより豊かな読み方に!
……などなど、試験対策やビジネス関係のハウツーとはひと味違った、文章を読むことを通じて「情報」や「表現」の受け止め方そのものを見つめ直すのに役立つ一冊です。
【目 次】
はじめに
第1部 読むための方法
1章 読むことと知識① 語彙の重要性
2章 読むことと知識② 教科的な知識の重要性
3章 読むことと知識③ 学術的な知識の重要性
4章 読むことと知識④ 同時代言説の重要性
5章 難解な文とどう格闘するか 学校文法・日本語文法・やさしい日本語という視座
6章 じっくり読むことと、さっと読むこと 精読/俯瞰読み
7章 要約 内容を端的にまとめる
第2部 読むことの意味
1章 外国語の文章を読むことの意味 翻訳という視座
2章 古文を読むことの意味 現代文読解のための古文
3章 文学理論を知る意味① 「中心/周縁」理論・他
4章 文学理論を知る意味② 記号論・テクスト論
5章 文学理論を知る意味③ 脱構築批評
6章 文学理論を知る意味④ 言説の暴力
7章 読書の幅をいかに広げていくか
おわりに
スキルアップシート【読解スキル】
内容説明
語彙や知識を増やすことで、同じ文章から受け取る情報量が大きく変わる!意味がとりづらい難解な文は、言い換えや構造の整理を!外国語やその翻訳、古文にも、現代の文章を読み解くヒントが!記号論や脱構築批評など、文学理論を知ることでより豊かな読み方に!…などなど、試験対策やビジネスのハウツーとはひと味違った文章の読み方を伝授します。
目次
第1部 読むための方法(読むことと知識1 語彙の重要性;読むことと知識2 教科的な知識の重要性;読むことと知識3 学術的な知識の重要性;読むことと知識4 同時代言説の重要性;難解な文とどう格闘するか 学校文法・日本語文法・やさしい日本語という視座 ほか)
第2部 読むことの意味(外国語の文章を読むことの意味 翻訳という視座から;古文を読むことの意味 現代文読解のための古文;文学理論を知る意味1 「中心/周縁」理論・他;文学理論を知る意味2 記号論・テクスト論;文学理論を知る意味3 脱構築批評 ほか)
著者等紹介
小池陽慈[コイケヨウジ]
1975年生まれ。早稲田大学教育学部国語国文科卒業。早稲田大学大学院教育学研究科国語教育専攻修士課程中退。現在、大学受験予備校河合塾・河合塾マナビス、および国語専科塾博耕房で、現代文を指導。情報発信サービス「note」で、現代文の学習法や読書案内等の記事を公開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。