コレクション日本歌人選<br> 天皇・親王の歌―和歌という形でつづる天皇のことば

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コレクション日本歌人選
天皇・親王の歌―和歌という形でつづる天皇のことば

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  • サイズ B6判/ページ数 122p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784305709172
  • NDC分類 911.104
  • Cコード C0092

出版社内容情報

平安時代から現代までの天皇・親王の歌(桓武天皇~明仁上皇)29 首を鑑賞、解説。本書は旧来、あまり顧みられていない江戸時代の天皇の和歌に比重をおき、江戸時代以前については江戸時代の天皇と関わりの深い天皇を選ぶ。民や国を思う祈りの歌、国の理想を詠んだ歌など、歴代の天皇が詠んできた和歌の伝統を引き継ぎながら、時代の新たな局面に柔軟に応じつつ、詠出されてきた天皇の和歌を中心に配列する。

内容説明

平安時代から現代までの天皇・親王の歌(桓武天皇~明仁上皇)29首を鑑賞、解説。本書は旧来、あまり顧みられていない江戸時代の天皇の和歌に比重をおき、江戸時代以前については江戸時代の天皇と関わりの深い天皇を選ぶ。民や国を思う祈りの歌、国の理想を詠んだ歌など、歴代の天皇が詠んできた和歌の伝統を引き継ぎながら、時代の新たな局面に柔軟に応じつつ、詠出されてきた天皇の和歌を中心に配列する。

目次

今朝の朝け鳴くちふ鹿のそのこゑを聞かずは行かじ夜は更けぬとも(桓武天皇)
かくてこそみまくほしけれ万代をかけてにほへる藤波の花(醍醐天皇)
あふさかもはてはゆききの関もゐず尋ねてとひこきなばかへさじ(村上天皇)
幾千代とかぎらざりける呉竹や君がよはひのたぐひなるらん(後白河天皇)
奥山のおどろが下もふみわけて道ある世ぞと人に知らせん(後鳥羽天皇)
ももしきやふるき軒端のしのぶにもなほあまりある昔なりけり(順徳天皇)
ここにても雲井の桜さきにけりただかりそめの宿と思ふに(後醍醐天皇)
埋もれし道もただしきをりにあひて玉の光の世にくもりなき(正親町天皇)
わきて今日待つかひあれや松が枝の世世の契をかけて見せつつ(後陽成天皇)
世に絶えし道ふみ分けていにしへのためしにもひけ望月の駒(後水尾天皇)〔ほか〕

著者等紹介

盛田帝子[モリタテイコ]
宮崎県生まれ。九州大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、大手前大学総合文化学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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しゅてふぁん

46
江戸時代に重点を置いて紹介された天皇・親王の和歌。歌よりも先ずは閲歴に興味深々。この時代は各方面の第一人者から‘相伝’という形で様々な芸能を伝授されている。そして王朝時代の伝統行事を復活させようとしている。やはり王朝時代は後世の宮廷人にとって特別なんだな。天皇は初めて聞く方が多いのに元号はほとんど知っているなんて、これまでの時代とは真逆で不思議。随分と現代に近づいてきたのを感じた。それにしても幕末動乱期の孝明天皇の歌の何と切ないこと。桃園天皇や後桜町天皇の和歌をもっと読んでみたい。2019/08/13

ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪

25
天皇の和歌とは時に泣いたり笑ったりの歌っだった。けれど、そこには歴史背景も度々。戦国時代など、ほぼ御所の存在が薄れていたことが歌からうかがわれる。正親町天皇辺りから知らなことがいっぱい。現代に限らず皇位と和歌の継承の危機はあったのですね。和歌って昔から桜を読む方が多いとは思っていたけれど昭仁上皇の「ひまわり」になったのは前に進んでくことの願いでしょう。2019/08/29

そーすけ

2
パラパラ読む。2022/11/30

天婦羅★三杯酢

2
天皇は最高の文化人として”君臨”する事を運命づけられているのだなぁと。正親町天皇の頃には「伝受」という記事が目に付く。「天仁遠波(てにおは)」から始まって「一事伝受」まで修めると”御所受電保持者”となり、今度は他の者へ伝受させることができるというシステムらしい。現実の政治への関与は(暗黙のうちに)禁じられていた天皇という存在にとって、和歌は天皇制の希少性を維持発展させる術として、或いは内心を吐露する、民衆を鼓舞したり癒したりするツールであったということなのであろう。2019/11/30

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