出版社内容情報
森鴎外ー文久2年(1862)石見国津和野生。小説家・劇作家・評論家・翻訳家・軍医。本名林太郎。別号観潮楼主人など。日本の衛生学の開拓者。陸軍軍医の傍ら評論雑誌「しがらみ草紙」などを発行。小説『舞姫』『雁』『阿部一族』、翻訳『即興詩人』など多数。明治39年(1906)に歌会「常磐会」、翌年「観潮楼歌会」をおこす。大正11年(1922)没。
内容説明
『うた日記』『沙羅の木』ほか、全九七七首から読み取れる短歌に向ける飽くなき愛情と熱意。
目次
ゆたけさをよすて人にも
聞けゆくやまと心は
むかしうゑし其人あはれ
ゆけといはゞやがてゆかむを
常とやいふあらずとやいふ
みこみうまごみひゝことさへ
こちたくな判者とがめそ
我歌は素ごとただごと
さらばさらば宇品しま山
我船はあきの小富士に〔ほか〕
著者等紹介
今野寿美[コンノスミ]
1952年東京都生。歌人。1977年第25回角川短歌賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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