『今昔物語集』の漢語研究

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『今昔物語集』の漢語研究

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  • サイズ A5判/ページ数 323p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784305708694
  • NDC分類 913.37
  • Cコード C0093

出版社内容情報

『今昔物語集』の漢語実態を精査し、日本語語彙への漢語浸透度と使用頻度、現代語への継承などを膨大なデータを駆使して、数量的観点から精密に解析した画期的労作。



?推薦?

小峯和明・立教大学名誉教授?『今昔物語集』初めての本格的な漢語論集。衣食住など生活面から語位相を解明。漢文訓読論や説話・物語研究にも必須の語彙論。

月本雅幸・東京大学教授?「今昔」の漢語を綿密に検討し,その諸相を解明,12世紀の知識人が使い得た漢語の総体を提示する。

 序文/凡例



序章 和漢混淆文の漢語

  一 本研究の動機

  二 『今昔物語集』の概要

  三 先行研究

  四 研究の目的と方法

  五 資料に関して

第一章 『今昔物語集』の漢語の分布―文体との関わり―

  一 はじめに

  二 『今昔物語集』における漢語の分布

     [表一 各部の漢語部分]

  三 各巻における漢語の分布状況

     [表二 各巻の延べ語数及びページ数]

  四 おわりに



第二章 『今昔物語集』の漢語の形成

  一 はじめに

  二 三辞書との対照

     [表一 各辞書に見られる漢語数][表二 各グループの漢語数]

  三 『大漢和辞典』に見られる漢語

  四 『広説佛教語大辞典』に見られる漢語

  五 『色葉字類抄』に見られる漢語

     [表三 「共通グループ」の漢語][表四 仮名文学作品にも見られる漢語]

  六 三辞書とも見られる漢語

  七 三辞書とも見られない漢語

     [表五 特別グループ]

  八 おわりに

     [表六 三類別の漢語数]



第三章 日常生活との関連―漢語の浸透と層別―

 第一節 はじめに

 第二節 衣服関係の漢語

  一 調査の目的と方法

  二 衣服関係の語彙における漢語

     [表一 衣服関係語彙数]

   二・一 漢語

   二・二 和語

  三 仮名文学にも見られる漢語

  四 古記録に見られる漢語

  五 『色葉字類抄』に見られる漢語

  六 その他の漢語

  七 衣服関係の語彙の分布

   七・一 漢語の分布

     [表二 巻ごとの漢語][表三 仏教関係の漢語][表四 衣服の総称の漢語][表五 「装束」]

   七・二 和語の分布

     [表六 衣服本体の和語][表七 衣服の総称和語]

  八 結び

 第三節 食料関係の漢語

  一 調査の目的と対象

  二 『今昔物語集』における食料関係の語彙

     [表一 食料関係の名詞語彙数]

  三 食料の総称としての漢語

   三・一 語彙の意味

   三・二 『色葉字類抄』等との対照

   三・三 説話の出典との関係

  四 食品・料理・嗜好品等

   四・一 仮名文学作品に見られる語 

   四・二 『色葉字類抄』等に見られる語

   四・三 その他の語

   四・四 まとめ

  五 結び

 第四節 住居関係の漢語

  一 調査の目的と方法

  二 建造物関係の語彙における漢語

     [表一 仏教の宗教施設の語彙数][表二 住居関係語彙数]

  三 語彙表

  四 仮名文学作品に見られる漢語

  五 古記録に見られる漢語

  六 『色葉字類抄』に見られる漢語

  七 その他の漢語

  八 結び

 第五節 おわりに



第四章 現代語との関連―漢語の伝承―

 第一節 はじめに

 第二節 『新漢語辞典』に見られる漢語

  一 調査の目的と方法

  二 調査の結果

     [表一 『今昔』に見られる漢語の内訳]

  三 語彙表

  四 語義が転化した漢語

  五 結び

     [表二 現代雑誌に見られる漢語の割合の比較]

 第三節 現代雑誌に見られる漢語

  一 調査語彙表に関して

  二 現代雑誌に見られる漢語

     [表一 現代雑誌に見える『今昔』の漢語の内訳]

  三 語彙表

  四 使用度数や文字数別による整理

     [表二 文字数別の漢語数]

  五 現代雑誌と『色葉字類抄』と『今昔物語集』の共通漢語

     [表三 現代雑誌にも『色葉』にも見られる『今昔』漢語の使用状況]

  六 結び

 第四節 漢語の語義変化の一端―「次第」を通して見る―

  一 調査の目的

  二 『今昔物語集』における「次第」の用法

  三 「次第」の用法について

  四 用法の歴史的変遷

     [表一 「次第」の用法の歴史的変遷]

  五 「次第」の用法の展開

  六 現代の用法

  七 結び

 第五節 おわりに



結章 漢語の浸透と継承



 参考文献/構成論文初出一覧/あとがき

郭 木蘭[カク モクラン]
著・文・その他

内容説明

『今昔物語集』の漢語実態を精査し、日本語語彙への漢語浸透度と使用頻度、現代語への継承などを膨大なデータを駆使して、数量的観点から精密に解析した画期的労作。

目次

序章 和漢混淆文の漢語
第1章 『今昔物語集』の漢語の分布―文体との関わり
第2章 『今昔物語集』の漢語の形成
第3章 日常生活との関連―漢語の浸透と層別
第4章 現代語との関連―漢語の伝承
結章 漢語の浸透と継承

著者等紹介

郭木蘭[カクモクラン]
1970年生まれ。中国福建省出身。博士(文学)。2000年明海大学外国語学部日本語学科卒業。2003年東洋大学大学院文学研究科国文学専攻博士前期課程修了。2008年同博士後期課程修了。現在、華僑大学外国語学院専任講師、華僑大学翻訳研究センター(Center for Translation Studies of Huaqiao University)研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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