内容説明
日本は一体、どのような歴史を辿ってきたのだろうか。自分でその重い扉を押し開けて進むための、71話のレッスン。
目次
第1章 古代(安閑と欽明―継体天皇は、なぜ子どもたちを越前に残しておかなかったのか;葉佐池古墳―殯はどのくらいの期間するものなのか;銅鏡・埴輪―「古美術商の店頭に並ぶ考古遺物」の学術的価値は ほか)
第2章 中世(信西・頼朝―後白河院は、日本第一の大天狗か稀代の暗主か;義経と教経―『平家物語』は聞き手が求めた物語であって、史実じゃない;清盛・宗盛―平重盛はなぜ沈着冷静で賢明な人とみなされたのか ほか)
第3章 近世・近代(三成と家康―西軍・石田三成は、豊臣家臣団で人気のない奴だったから負けたのか;遣ローマ使節―伊達政宗は支倉常長を通じてスペインに何を持ちかけたのか;水戸光圀―徳川家康公遺訓は、だれの遺訓か ほか)
著者等紹介
松尾光[マツオヒカル]
1948年、東京生まれ。学習院大学文学部史学科卒業後、学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士課程満期退学。博士(史学)。神奈川学園中学高等学校教諭・高岡市万葉歴史館主任研究員・姫路文学館学芸課長・奈良県万葉文化振興財団万葉古代学研究所副所長をへて、現在、中央大学文学部・早稲田大学商学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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