日本名詩選〈3〉昭和戦後篇

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日本名詩選〈3〉昭和戦後篇

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784305707505
  • NDC分類 911.5
  • Cコード C0092

内容説明

人生の傍に詩という良き伴侶を。時代順にならべ鑑賞と注釈を添えた近現代詩入門。敗戦から昭和の終わりまでの40年、近代詩と区別し現代詩と呼ばれる本書所収の詩は、今を生きる我々にも繋がる生々しさが溢れている。詩の背後に隠れているものを、深い読みにより浮かび上がらせる。72篇収録。

目次

栗原貞子 生ましめん哉『黒い卵』
三好達治 祖母『測量船(南北書園版)』
永瀬清子 だまして下さい言葉やさしく『大いなる樹木』
堀口大学 母の声『人間の歌』
伊東静雄 夏の終り『反響』
永瀬清子 美しい国『美しい国』
丸山薫 北の春『仙境』
壼井繁治 熊『壼井繁治詩集』
金子光晴 富士『蛾』
三好豊一郎 囚人『囚人』〔ほか〕

著者等紹介

西原大輔[ニシハラダイスケ]
1967年(昭和42年)、東京に生まれる。1989年(平成元年)、筑波大学比較文化学類卒業。1996年(平成8年)、東京大学大学院総合文化研究科満期退学。シンガポール国立大学、駿河台大学を経て、広島大学大学院教授。学術博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あじ

43
戦後から昭和の終わりまでを、一区切りにした日本の名詩選です。ここには編著者の采配で集められた、七十三篇が収められています。詩の解釈、注釈、背景が、詩を読む手掛かりとして足元を照らしています。独自の解釈で読むことが嗜みかとは思いますが、詩が誕生した詳しい経緯を知ることで興味が倍に膨らんだのは確かです。三好豊一郎『囚人』最後の行”不眠の蒼ざめたvieの犬が。“この一文は縦と横の繋がりが密で、私的重要マーク箇所。リフレインで脳内に書き込みました。このシリーズは全三巻です。2015/08/21

双海(ふたみ)

21
近代史と区別して現代詩と呼ばれる本書所収の詩たち・・・。正直、私にとって馴染みのない作者が多くて苦戦。編者も指摘していますが、まだ評価の定まっていない詩ばかりなので、100年後に本書と同じような評価がされているとは限りません・・・。(現代詩で100年耐えられるものなんてあるのかなぁ・・・?今、詩は流行っていないし・・・)2015/08/30

スプリント

5
国語の教科書に掲載されていた谷川俊太郎さんの詩があり手にとりました。詩の解説と詩人の略歴も収録されているので詩が書かれた背景を知ることができます。2015/07/16

ありんこ

2
昭和戦後という時代背景を思い浮かべながら読みました。まず一回読み、そのあと解説を読んで意味を理解したうえで再読しました。教科書で習ったものもありましたが、吉野弘さんの「奈々子に」と「生命は」が良かったです。2022/02/06

カイ

2
詩について知りたくてアンソロジーを、それも現代詩の、を図書館で手に取る。詩は言語でつくる音楽のようで、意識の流れを言葉へのイメージの流れに投影する。クローズドに詩の世界を読み解くだけでなく、膨大な文献による注釈を含み、その詩人のバックグラウンドからも詩を解釈してゆく。確かに著者の注釈には客観的とは言い切れない表現も散見した。学術としては良くないが、一人の人として詩を読む上ではそのくらいでいい。これはあくまでも一般書である。吉野弘には特に辛辣であったが客観的に考えても構成がねじれているし、自己中心的に思う。2020/10/16

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