内容説明
歌というタイムマシーンに乗って、さあ出かけよう。感動、勇気、命。「人生」のすべてが体験できる旅へ―。きっと歌が好きになる、短歌入門書。
目次
鑑賞編 「三十六歌人」人形と歌の魅力(『万葉集』に取られた飛鳥・奈良時代の歌―古代(上代)
『古今和歌集』などに取られた平安時代の歌―古代(中古)
『新古今和歌集』などに取られた平安・鎌倉時代の歌―中世
江戸時代の歌―近世
明治時代以降の歌―近代)
解説編 知っておきたい歌の歴史(記紀歌謡から『万葉集』へ―古代の和歌;勅撰和歌集と私家集―中古・中世の和歌;群馬県立土屋文明記念文学館「短歌の世界」コーナー;近代における「旧派」;「短歌」の百年―“私”をめぐるこころざし)
著者等紹介
島内景二[シマウチケイジ]
日本文学研究者、文芸評論家、電気通信大学教授。1955年長崎県生まれ。東京大学法学部に在学中、源氏物語と現代短歌の魅力に目覚めて文学部国文学科に転進。1984年同大学院博士課程単位取得満期退学。2001年『源氏物語の影響史』で東京大学から博士(文学)を取得
三枝昂之[サイグサタカユキ]
歌人、山梨県立文学館館長、歌誌『りとむ』発行人、宮中歌会始選者。1944年山梨県生まれ。窪田空穂門下の歌人・三枝清浩の四男として生まれ、早稲田大学入学後「早稲田短歌会」で活動。1968年早稲田大学政治経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。