軍記物語原論

個数:

軍記物語原論

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年05月24日 08時02分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 376,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784305703842
  • NDC分類 913.43
  • Cコード C1093

出版社内容情報

軍記物語とは一体何か?
現代の我々はどのように読み解いていけばいいのか。
平家物語を軸に精緻な論を積み上げ、原典に還って考察する、
まさしく軍記物語の原論である。

第一章 平家物語の成立
*平家物語の無名性と実名性
第一節 物語以前、もしくは物語以後
第二節 平家物語の特殊性と普遍性をめぐって
第三節 風景、情景、情況ー平家物語の〈叙景〉の成立ー
第四節 平家物語の成立と展開を論ずるために
第五節 原平家物語を想う

第二章 平家物語の流動
*諸本研究の現在
第一節 二つの「平家物語」からー作品形成の思想的基盤を考えるためにー
第二節 屋代本平家物語における今日的課題
第三節 平家物語の本文流動ー八坂系のいわゆる「混合本」をめぐってー
第四節 長門本現象をどうとらえるか

第三章 平家物語を読む
*平家物語をとり戻す
第一節 説得の文学 平家物語
第二節 重衡の死まで
第三節 平清盛と都
第四節 人物造型から見る長門本平家物語ー混態本の文芸性

第四章 軍記物語史の中で
*戦争の物語
第一節 流布本『保元物語』の世界
第二節 女性像を通して見る軍記物語
第三節 真名本『曾我物語』の世界
第四節 『平治物語』から『義経記』まで

資料翻刻と解説 國學院大学蔵『木曾物語絵巻』
カラーグラビア「木曾物語絵巻」
翻刻 対照:原文/校訂本文/源平盛衰記
初出一覧
あとがき
索引

内容説明

軍記物語とは一体何か?現代の我々はどのように読み解いていけばいいのか。平家物語を軸に精緻な論を積み上げ、原典に還って考察する、まさしく軍記物語の原論である。

目次

第1章 平家物語の成立(平家物語の無名性と実名性;物語以前、もしくは物語以後 ほか)
第2章 平家物語の流動(諸本研究の現在;二つの「平家物語」から―作品形成の思想的基盤を考えるために ほか)
第3章 平家物語を読む(平家物語をとり戻す;説得の文字 平家物語 ほか)
第4章 軍記物語史の中で(戦争の物語;流布本『保元物語』の世界 ほか)
資料翻刻と解説 國學院大学蔵『木曾物語』絵巻

著者等紹介

松尾葦江[マツオアシエ]
昭和18年(1943)神奈川県に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了、博士(文学)。現職は國學院大学教授・放送大学客員教授。専攻は中世軍記物語を中心とする日本文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品