内容説明
実証主義を越え、中世和歌という芸術行為の解明を目指した書。第26回角川源義賞受賞作。
目次
1 時代と思惟像
2 詩的時空
3 心と主体
4 ことば
5 テキスト
6 付論 方法論の前提をめぐる問題
著者等紹介
川平ひとし[カワヒラヒトシ]
1947年8月沖繩県石垣市生。1970年3月早稲田大学第一文学部卒業。1977年3月早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。早稲田実業学校教諭、跡見学園女子大学専任講師・助教授。コロンビア大学東アジア言語文化学部客員研究員(1997‐98)。跡見学園女子大学文学部教授。博士(文学)早稲田大学。2006年4月逝去。専攻は中世和歌文学。『中世和歌論』で第26回角川源義賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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