内容説明
十六夜日記の作者阿仏が、ごく若い時期の不幸な恋愛の顛末と、その恋に傷ついた自身の姿を、一人称で描く作品(『うたヽね』)。世相がもっとも混乱した南北朝時代、面前で夫を斬首された女性、日野名子の数奇な一生。乱世の中にどのように生きたのか(『竹むきが記』)。
目次
うたヽね
竹むきが記
著者等紹介
次田香澄[ツギタカスミ]
1936年、東京大学文学部国文科卒業。文学博士
渡辺静子[ワタナベシズコ]
1966年、東洋大学大学院博士課程修了。大東文化大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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