出版社内容情報
和歌研究に大きな足跡を残した人びとの、活躍の軌跡をルポルタージュ。研究者が、学問の扉をいかなるきっかけから叩き、その輝かしい業績を、どのような情熱に支えられて残しえたか。日本戦後和歌研究史を辿りつつ、個人的事情に思いを致したユニークな研究者列伝。
内容説明
和歌研究に大きな足跡を残した人びとの、活躍の軌跡をルポルタージュ。研究者が、学問の扉をいかなるきっかけから叩き、その輝かしい業績を、どのような情熱に支えられて残しえたか。日本の戦後和歌研究史を辿りつつ、個人的事情に思いを致したユニークな研究者列伝。
目次
小島憲之―国風暗黒時代の文学から古今集へ
西下経一―古今集研究の始発と行方
松田武夫―「構造論」の創始者
久曾神昇―古筆学確立への執念
片桐洋一―古注釈研究の開拓と大成
小沢正夫―古代歌学史の見取り図
島田良二―三十六人集の本文を拓く
萩谷朴―『平安朝歌合大成』への道
藤岡忠美―和泉式部研究の軌跡
橋本不美男―和歌史研究への情熱と執念〔ほか〕
著者等紹介
田中登[タナカノボル]
1949年愛知県生、名古屋大学大学院博士課程単位修得、関西大学文学部教授
松村雄二[マツムラユウジ]
1943年東京都生、東京大学大学院単位取得退学、国文学研究資料館名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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