上代文字言語の研究 (増補版)

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上代文字言語の研究 (増補版)

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  • サイズ A5判/ページ数 431,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784305703064
  • NDC分類 811.4
  • Cコード C0081

内容説明

八世紀以前、漢字は、未だに外国語の文字であった。日本語に用いられた漢字は、どのように「飼い慣らされ」、日本語のなかに浸透していったのか。漢字の仮借から脱却して、日本語の音節文字になりつつあった万葉仮名から、自国語の文字としての平仮名へ向かう過程を、追究した名著。

目次

序論 文字表語機能観
第1部 漢字を日本語の音節文字につくりかえる
第2部 万葉仮名で日本語の語形を書きあらわす
第3部 漢字を日本語の表語文字につくりかえる
第4部 万葉仮名で日本語の文を書きあらわす
終論 「文字言語研究」の課題

著者等紹介

犬飼隆[イヌカイタカシ]
昭和23(1948)年、名古屋市生まれ。東京教育大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。学習院女子短期大学助教授、神戸大学教授を経て、愛知県立大学文学部国文学科教授。文字言語を対象とする理論的・実証的研究に従事し、古代史・考古学との学際研究をすすめている。平成5(1993)年に本書によって筑波大学より博士(言語学)の学位を授与された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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