内容説明
天才作家・三島の絢爛たる芸術世界を、様々な視点から解析。
目次
三島由紀夫、「絶対」の探求としての言葉と自刃(富岡幸一郎)
畏友を偲んで(高橋昌也)
『鹿鳴館』の時代―明治の欧化政策と女性たち(久保田裕子)
文学を否定する文学者―三島由紀夫小論(中野新治)
近代の終焉を演じるファルス―三島由紀夫『天人五衰』(『豊饒の海』第四巻)を読む(北川透)
三島由紀夫『軽王子と衣通姫』について―西洋文学と『春雨物語』の影響(倉本昭)
冷感症の時代―三島由紀夫『音楽』と「婦人公論」(加藤邦彦)
三島由紀夫とは誰か―その尽きざる問いをめぐって(佐藤泰正)
著者等紹介
佐藤泰正[サトウヤスマサ]
1917年生。梅光学院大学特任教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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