目次
「いとほし」をめぐって―源氏物語は原文の味読によるべきこと
源氏物語の主題と構想
『源氏物語』と色―その一端
桐壷院の年齢―与謝野晶子の「二十歳」「三十歳」説をめぐって
第二部の紫の上の生と死―贖罪論の視座から
『源氏物語』の表現技法―用語の選択と避選択・敬語の使用と避使用
『源氏』はどう受け継がれたか―禁忌の恋の読まれ方と『源氏』以後の男主人公像
江戸時代人が見た『源氏』の女人―末摘花をめぐって
『源氏物語』雑感―あとがきに代えて
著者等紹介
佐藤泰正[サトウヤスマサ]
1917年生。梅光学院大学特任教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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