内容説明
引きこもってしまった、現代の「性」を直視するためには―特集「性愛」。
目次
特集座談会 東アジアの遊女・遊廓から西鶴の性愛を考え直す―日本の遊女(ゆうじょ)中国の妓女(ぎじょ)朝鮮の妓生(キーセン)(大木康;鄭炳説;田中優子;諏訪春雄;染谷智幸)
セクシイ古文!番外編 女と男、どっちがイイ?(田中貴子)
「床入り雑記」江戸時代前期を中心に(渡辺憲司)
西鶴と「好色本」のビビンチョ(中嶋隆)
好色男同士の絆―ジェンダーから照射する世之介像(大石あずさ)
境界上の独身者―『西鶴諸国ばなし』巻四の七「鯉のちらし紋」考(空井伸一)
我らは男色の道を分て―“演出”で読む『男色大鑑』(畑中千晶)
『西鶴置土産』―「色道のうはもり」の行く末(早川由美)
団水の好色物―『色道大鼓』巻三の一・五の一を例に(水谷隆之)
「八百屋お七」は実在したのか(矢野公和)〔ほか〕
著者等紹介
諏訪春雄[スワハルオ]
1934年生。学習院大学名誉教授。東京大学大学院国文科博士課程単位取得退学。博士(文学)。民族文化の会代表、前国際浮世絵学会理事長
広嶋進[ヒロシマススム]
1952年生。神奈川大学教授。早稲田大学大学院単位取得満期退学。博士(文学)
染谷智幸[ソメヤトモユキ]
1957年生。茨城キリスト教大学教授。上智大学大学院博士後期課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 究極の戦艦大和