目次
第1部 歌人と家集の特質(後宮・斎院・斎宮の女性;実頼・師輔・師氏・伊尹・道長等とその家集;後冷泉朝の歌壇;本院侍従―その生涯と集 ほか)
第2部 歌学書と和歌資料(清輔言うところの『後拾遺集』証本「黒本」の新資料―付・伝光明峯寺殿筆広島大学本『後拾遺集』翻刻;「予楽院臨書手鑑」についての覚書―筆者不詳兼澄集写(一三二)・原本不明写(一三三)と陽明文庫本『輔親集』)
第3部 王朝和歌鑑賞(『百人一首』和歌三首評釈;王朝三歌人秀歌鑑賞;諸説整理古歌四首を読む;藤原定家『詠歌大概』の秀歌を読む―細川幽斎『詠歌大概抄』訳注)
著者等紹介
稲賀敬二[イナガケイジ]
昭和25年に二十二歳で学界デビュー以来、没するまでの研究歴は五十年に及び、その間に発表した研究論文は二〇〇編を超える。研究対象は『源氏物語』を基幹としつつも、物語・日記・随筆・和歌と、中古の和文全般にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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