内容説明
古典文学はどう読めばいいのか。語り合いのなかから見えてくる。日本文学研究の泰斗久保田淳の、いままで行ってきた数々の座談・対談を集成。日本文学史の根幹をなす、和歌の世界を、もっと知りたくなり、愛したくなる。そんな本です。
目次
『新古今和歌集』―時代と文学(藤平春男;佐藤謙三;丸谷才一;岡野弘彦)
気分は『新古今』(佐佐木幸綱)
八代集の伝統と創意(川村晃生;兼築信行;河添房江)
十三代集を読もう(岩佐美代子;浅田徹;佐々木孝浩)
日記・東と西(西本晃二;戸倉英美)
文学史と文学研究史(鈴木一雄)
日本人の美意識―和歌を通して(インタビュー)
対談・座談おぼえがき
著者等紹介
久保田淳[クボタジュン]
昭和8年(1933)東京の生まれ。昭和31年、東京大学文学部国語国文学科卒業。同36年同大学大学院人文科学研究科国語国文学専門課程博士課程修了。文学博士。東京大学助手、白百合女子大学助教授、東京大学助教授、同教授、白百合女子大学教授を経て、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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