出版社内容情報
氷の海の役割や不思議な現象の仕組み、観測・研究の楽しさ、大変さを、ありのまま、ライブ感たっぷりにお伝えします。著者や仲間が撮影した珍しい、美しい、貴重な写真が満載。もちろんオールカラーです。いろんなエピソードを紹介するコラムも興味が尽きません。どうぞ、極域の魅力を存分に味わってください。
目次
えっ!海が凍る?
海の1割を氷が覆う
海氷は地球の環境を左右する
砕氷船いろいろ
海氷の誕生
海氷の成長とブラインチャネル
極域研究者が大好きなポリニヤとは?
海氷の生成と炭素循環
氷の主:アイスアルジ
北極海から氷がなくなる?!
海氷は本当にただのお風呂のふたなのか?
氷上のお花畑
海に浮かぶ光反射パネル
氷上のオアシス:メルトポンド
怖い、でも面白いクラックやリード
氷は物質の輸送船
海氷はお魚を呼ぶ?
氷のなかのダイヤモンドを探せ!
初めての長期北極海観測
グリーンランドへ
2度目の長期北極海観測
インドア派のための海氷研究方法
海氷研究のメッカ:みんな大好きサロマ湖
南極からのおみやげ
海氷物質循環研究に関する世界的な取り組み
著者等紹介
野村大樹[ノムラダイキ]
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター所属。准教授。博士(環境科学)。1980年生まれ。愛知県稲沢市出身。学位取得後、国立極地研究所、ノルウェー極地研究所、北海道大学低温科学研究所、北海道大学大学院水産科学研究院を経て、現職。北極海、南極海、オホーツク海の海氷を対象とした観測研究に従事。専門は海氷生物地球化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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