出版社内容情報
【目次】
内容説明
元刑事の佐久間悠介は、現在はタクシー運転手をしている。ある日の深夜、歌舞伎町で訳あり風の女性客を乗せるが、彼女は佐久間が一瞬目を逸らした隙に消え、座席には飾りのついた木箱が残されていた。ひとまず忘れ物として箱を社に持ち帰るが、そこへ現れたのは大崎と名乗る遺品整理士。大崎は物から思念が読めるのだと明かし、木箱の飾りは生きた人間から無理やり抜いた歯と言い出して…。
著者等紹介
栗原ちひろ[クリハラチヒロ]
第3回角川ビーンズ小説大賞〈優秀賞〉を受賞し、作家デビュー。ファンタジーやオカルトなど幅広いジャンルの作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅羽
6
元刑事のタクシードライバーと遺品整理士の二人が幽霊の乗客が残した「遺失物」の謎に挑むミステリ作品。随所に犯人サイドの痛々しい描写が挿入されていて、ちょっとその手のお話が苦手な自分には苦痛に感じました。ラストの女の子たちの儚い友情が印象的でした。でもあれが彼女にとって唯一の救いだとしたらあまりにも切ない。そんなやり切れない思いが残りました。2026/03/17
Steppenwolf
0
F元刑事佐久間が乗車する曰く付きのタクシーにある日危ない男と謎めいた女性が乗車する。男が降りる際も女性に気付くこともないし女性も怪しい小箱を抱いたまま客席に座っている。しかしちょっと目を話すと小箱を残して消えてしまう。佐久間は小箱を遺失物として会社に持ち帰ると遺品整理人大崎が尋ねてきてその箱を渡してくれという。遺族の依頼品として整理したいと。大崎は物に残された思念を読み取る能力を持つ。佐久間も行きがかり上、大崎と箱の正体を探るうちに猟奇犯罪が関わっていている事をしる。大崎の所属会社と提携する寺院も関わる。2026/05/27




