出版社内容情報
【目次】
内容説明
ネットで炎上した人物を殺害し、煙の中に吊るして本人のSNSアカウントに投稿する連続殺人鬼「煙男」。ベテラン記者の藤崎は、娘を殺した煙男に復讐するため、独自に事件を追っていた。そんな中、新たな現場の近くで煙男の被害者として拡散されている人物を発見する。記憶を失っているという男は予期せぬ言葉を口にした―僕は、煙男かもしれません、と。藤崎は自称・煙男と真相に迫っていくが…。
著者等紹介
幸村明良[ユキムラアキラ]
福岡県宗像市出身。エブリスタ×宝島社『この文庫がすごい!』大賞を受賞し、『スクラップ・ライアー警察庁組織犯罪対策部の嘘つき捜査官』(宝島社文庫)で2023年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mayu
28
SNSで炎上した人に死刑を下し、動画投稿する通称煙男。彼は一体何者なのか…。なんとなくの噂であっても簡単に真実かの様に広がってしまうSNSの世界。例え真実では無くても周りの人は離れていき、仕事すらも失う現実。この社会はこのままじゃいけない、無理やりにでも止めなければという強い思いを抱く気持ちと自分の中の正しさや正義をもつ者。復讐心や正義…考えさせられると共にやりきれない思いが広がっていく。これは今の社会のリアルな物語。最後まで気の抜けない展開に目が離せない一冊だった。2026/03/23
きょん
6
ネットで炎上した人物を殺害し、煙の中に吊るして本人のSNSアカウントに投稿する「煙男」。煙男の正体は誰なのか?それを探るミステリー。娘が煙男に殺された記者の藤崎は復讐のため必死に煙男を探す。途中からだんだんと正体か絞られてくるが、藤崎の複雑な思いと苦しみが物語に陰影を与えている。ルールを破っても許される立場のもの、声の大きいものに逆らえない風潮、それに正義の鉄槌を下す煙男に一定の共感が寄せられるのもわかる。それも行きすぎればいじめや圧力になりかねないのだが。2026/03/29
ぴなれろ
0
守屋は実直なんだよな、最後までどっちかと思ってたよ。 今の時代を反映していてなかなか面白い小説。2026/03/21




