出版社内容情報
【目次】
内容説明
不気味なストーカーに目をつけられた彼女は、遠距離恋愛中の恋人と再会する。その日からすべてが思わぬほうへ転び始め…。「見つめていたい」 意地悪な義母と同居しながらも、なぜか“完璧な嫁”として称賛されているポジティブな彼女には秘密があり…。「幸せのマリアンナ」 人肌恋しい季節に始まったW不倫の関係値が崩壊し、命を狙われるはめになった彼女の予測不能な行動とは…。「パートナーズ・イン・クライム」 ほか、毒とスパイスが効いた6篇のスペシャリテを収録。
著者等紹介
秋吉理香子[アキヨシリカコ]
兵庫県出身。早稲田大学第一文学部卒業。ロヨラ・メリーマウント大学大学院にて映画・TV番組制作修士号取得。2008年、「雪の花」で第3回Yahoo!JAPAN文学賞を受賞し、2009年に同作を含む短編集『雪の花』でデビュー。2013年に発表した『暗黒女子』は映画化され大きな話題を集めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
175
秋吉 理香子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 本書は、悪女イヤミス短編集でした。 オススメは、「見つめていたい」&「クリスマス・レシピ」です。 https://www.harpercollins.co.jp/hc/books/detail/165122026/02/25
タイ子
97
日常生活に潜む闇。闇の中でただうずくまっていないのがこの作品に登場する女性たち。女は強い、いや怖い!6人の女たちの秘密のベールがはがれていく、面白さ抜群。ストーカーが狙う、1人の女性。読んでいるだけで吐き気がするような気持ち悪さ。いやいや、この先がとんでもない展開に。我儘な義母と同居、そんなの苦でもなく明るくお世話をする主婦。いやいや…書くのやめとこ。W不倫の話は結末にあらま!な感じ。毒気のある女たちの予想外の展開にゾワリ感満載。楽しめました。2026/02/21
まちゃ
76
女性が主人公のイヤミス風の短編集。ストーカー、殺し屋、鬼義母、フレネミー、W不倫、DV。それぞれに問題を抱えた女性たちが怖くもあり、逞しくもありでした。面白かったです。2026/03/11
Ikutan
70
やっぱり女は怖いよね〜。悪女たちの毒にゾクリとした後味の六つの短編。読みやすい文章で引き付けてくれて、後半、世界が鮮やかに反転。意表を突く結末が、どのお話もお見事。モラハラ夫にマザコン夫。不倫男に自分勝手で口うるさい姑。みんな油断してたら、悪女の毒にはまっちゃいますよ。ビブリオ・セラピーって初めて知ったけれど、確かに、読書によって、心の傷が癒されるってことはあるよね。『マイ・ブラッディ・バレンタイン』は爽快な読後感でした。2026/03/12
ゆっき
45
人には裏の顔がある。悪女だらけの毒が効いた短編集。1話目の「見つめていたい」からインパクト大。まさかのストーカー。意地悪な姑と同居してるのに毎日わくわくドキドキの日々を過ごす「幸せのマリアンナ」もゾクッとした。『良いこと探し』をする超ポジティブな希美が怖すぎた。そして最終話の「クリスマス・レシピ」の仕掛けには違う意味でゾクッと。苦しんできた春子には心強い味方ができた。きっとこれからは負けずに立ち向かえるはず。女の人たちの強さと怖さがよく分かる、いろんな悪女たちのレシピでした。2026/03/06
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