出版社内容情報
【目次】
内容説明
暴虐さを増していく王のもと、多くの人々が断頭台の露と消えた宮廷で女官長の地位にひとり留まり続けるジェーン。空虚な時が過ぎるばかりのある日、彼女は若き王妃に懇願され、禁断の恋を手助けすることになる。互いを一途に想い合う彼らの姿は、愛に飢えた彼女の孤独な心を慰めるが、それは予期せぬ破滅の始まりだった…。イギリス歴史小説の女王が新たに紡ぐ、世界的ベストセラー外伝。
著者等紹介
加藤洋子[カトウヨウコ]
文芸翻訳家
グレゴリー,フィリッパ[グレゴリー,フィリッパ] [Gregory,Philippa]
綿密な歴史研究と力強い物語性を融合させた作風で知られる歴史家・小説家。歴史の中で忘れ去られた女性たちに光を当て紡がれた彼女の作品は、世界中で数百万部を売り上げ、舞台、テレビ、映画へと幅広く展開されている。2021年に文学と慈善活動への貢献が評価され、大英帝国勲章(CBE)を授与された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Ryo0809
2
繰り返される宮廷演技と暗愚な振る舞い。その中で翻弄され、いつの間にか同じ愚昧の王と同じレベルに埋もれてゆく宮廷人たち。史料を丹念に読み解き、想像力の限りを尽くして、史料には残されていない世界を描き出した作品。これを歴史ロマンと言わずに、なんと言おう。この圧巻ともいえる物語に酔いしれる。それとともに銘記すべきなのは、沈黙の恐ろしさ。イエスマンだけの政治の危うさ。それは、今なお繰り返される大国の横暴に対する明確なメッセージでもある。2025/12/28
叙述トリックに盛大に引っかかりたい
1
「どっちにしろ馬鹿みたいですね」と言うアン・オブ・クレーヴス大好き!!!!2026/03/22




