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出版社内容情報
人嫌い伯爵と無一文の乙女が出会ったとき、
奇跡への扉が開く――。
まさか……そんな! ヘレンは色を失った。幼くして孤児となり、
親類をたらい回しにされてきた彼女を育ててくれた叔母が、
なんと全財産を失い、一文無しになってしまった!
折も折、一族の長である伯爵セバスチャンから招待状が届いた。
恒例のクリスマス会。年に一度、この日だけは人嫌いの伯爵が姿を現し、
地所の小作人たちをねぎらい、施しをするのだ。
ヘレンは叔母を連れ、伯爵邸へ向かうが、心労から叔母が倒れてしまった。
誰も助けてくれないので、困ったヘレンは厨房へ食事をもらいに行き、
従僕に怒った。だが従僕だと思った彼こそ伯爵セバスチャンだった。
強欲な親類と亡妻の浮気で大の人嫌いになったという伯爵の無表情だった
ハンサムな顔に、突如輝きが宿り、鳶色の瞳でヘレンを愉快そうに見た。
秀逸なキャラクター描写で大人気のヒストリカルの名手、アニー・バロウズが綴る、心を閉ざした人嫌いのヒーローと、正直で快活なヒロインの織りなす、とっておきの恋物語。クリスマスの雰囲気をたっぷり楽しめる、心温まるリージェンシー・ロマンスです
【目次】
内容説明
まさか…そんな!ヘレンは色を失った。幼くして孤児となり、親類をたらい回しにされてきた彼女を育ててくれた叔母が、なんと全財産を失い、一文無しになってしまった!折も折、一族の長である伯爵セバスチャンから招待状が届いた。恒例のクリスマス会。年に一度、この日だけは人嫌いの伯爵が姿を現し、地所の小作人たちをねぎらい、施しをするのだ。ヘレンは叔母を連れ、伯爵邸へ向かうが、心労から叔母が倒れてしまった。誰も助けてくれないので、困ったヘレンは厨房へ食事をもらいに行き、従僕に怒った。だが従僕だと思った彼こそ伯爵セバスチャンだった。強欲な親類と亡妻の浮気で大の人嫌いになったという伯爵の無表情だったハンサムな顔に、突如輝きが宿り、鳶色の瞳でヘレンを愉快そうに見た。
著者等紹介
バロウズ,アニー[バロウズ,アニー] [Burrows,Annie]
つねに本を読んでいるか、頭の中で物語を創作しているような子供だった。大学では英文学と哲学を専攻し、卒業後の進路を決めかねていたところ、数学専攻のハンサムな男子と出会い、結婚する決心をしたという。長年、2人の子供の子育てを優先してきたが、彼女の頭の中にある物語に興味を持ってくれる人がいるかもしれないと思い、小説を書きはじめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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