出版社内容情報
子供は望めないと告白したら、
私はまた捨てられてしまう?
看護師のモリーは職場に突然現れた医師を見て息をのんだ。
5年前に私を手ひどく振り、以前の恋人と復縁して結婚したルーク!
妻を亡くして、この地へ戻ってきたと聞いていたけれど、
まさか同じ病院に復職するなんて信じられない!
彼に捨てられたというのに、再会を喜んでいる自分がいることも。
ルークと再会するときは幸せに光り輝いていようと決めていた。
けれど、彼と別れたあとに結婚した人とは、つい先ごろ離婚したばかり。
理由は、どうしても子供を授かれなかったから……。
そのことは言えないまま、モリーはルークに再び身を捧げた――
このまま夢中になって、また裏切られるのが怖くてたまらないのに。
モリーは子を望めないことを秘密にしているため、妻の忘れ形見である幼い双子の子育て中のルークが口にする何気ないせりふにも傷ついてしまいます。やっぱり彼に話すべきなのか? 悩むモリーの身に小さな奇跡は起こるのでしょうか? 感涙必至の名作です。
【目次】