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出版社内容情報
歌舞伎町におとぎ話なんてない。
おとぎ話の住人たちが転生している街「歌舞伎町」。そこでは「赤ずきん」と呼ばれる殺し屋の少女の存在が噂されていた。元の世界に帰る方法を探していた白雪姫たちは、なぜかその「赤ずきん」に追われることになり――。白雪姫in歌舞伎町 ニュー・シンデレラ・ストーリー第2巻!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
6
西欧御伽話モチーフのダークファンタジーの第二巻である。第1巻は白雪姫in歌舞伎町を軸に進んだが、本作は「歌舞伎町」ものではないようで、第二巻は赤ずきんの狼の謎にフォーカスする。確かに白雪姫やシンデレラには「謎」はないものな。物語が「謎」にシフトしたので、『怪異と乙女と神隠し』みたいな形になった。異界に帰らねばない怪異らのお話に。2025/12/05
くろねこ文学
4
おとぎ話の主人公を歌舞伎町に転移させ、日本社会と人間心理の闇を風刺してるのかなってのが、2巻まで読んだ感想。今巻は境界知能の毒親に育てられた大宮のトー横キッズ赤ずきんちゃんが登場。バタフライナイフを持ち歩く物騒な赤ずきんちゃんだが、それはすさんだ家庭環境が原因だった。童話赤ずきんの闇を通して現代日本の家族の闇を描くなんて。赤ずきんちゃん、かわいそう。でも、現実にトー横キッズにこんな子もいるんだろうなあ。社会派メルヘン漫画。2025/10/12




